人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち

Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち_b0199592_21294135.jpg

やっと先日ピナの映画を見に行けました。すごく良かったです!
(↓ネタバレ含みます)


ピナ・バウシュのドキュメンタリーといってもほとんどがダンスシーンでした。(なのでピナのことを全然知らず、コンテンポラリーダンスにも興味がない人は見るのが辛い気がします。)
舞台を映像として見るのはどうなんだろうと思ってましたが、ダンサーの息づかいまでリアルに感じられ中々良かったです。3Dも最初はすごく違和感があったのですが(特に引きの舞台が箱庭のようで小人を見ているような気がした)、途中からは3Dであることを忘れてしまうくらい自然になじんでました。

主に出て来た4つの演目のうち「コンタクトホーフ」意外は実際の舞台を見たことがありますが、改めて見るとその時の自分の状況によって捉え方が変わってくるのを実感しました。特に「カフェ・ミュラー」は前回も良かったのですが、今回より深く感じるところがありました。
ピナの作品は本当に人生の縮図のようで、悲しさとか苦しさとか楽しさとか色んな感情が入り乱れています。その中でもネガティブな感情や孤独などをそのまま肯定してくれているような気がします。
あとダンサーが一人ずつピナに向けての言葉をしゃべるのと、それぞれが思い出深いシーンを踊るのが良かったです。街や自然の中で踊るのもとても気持ちが良さそうでした。

「コンタクトホーフ」のシーンではダンサーが踊るバージョンと65歳以上のバージョン、若者バージョンが入れ替わりで編集されていて、こういう映像ならではの見せ方もいいなと思いました。
若者バージョンは今「ピナ・バウシュ 夢の教室」として映画が公開されているようなので、これも見に行きたいです。

それにしたって本当に惜しい人を亡くしたと改めて思いました。もっと新作が見たかったです!
by tadakeiko | 2012-03-13 22:06 | 映画